2008年11月27日木曜日


 11月25日は、三島由紀夫が自決した日でした。あの衝撃的な事件から、もう38年経ったのだ、と月日の過ぎ行く早さに驚きながら、あの頃読んだ「潮騒」や「金閣寺」を思い出してしまいました。
 ちょうど、3~4年前に、竹内結子・妻夫木聡主演の映画「春の雪」がありました。残念ながら、見ることはできませんでしたが、あらためて本を読み返してみました。いつ読んでも新鮮で、読んだことのあるものでも、文章が染み入るように入ってきて、三島ワールドに取り込まれてしまいました。やはり、不朽の名作といわれる作品の数々です。
 その中でも、異色の作品と言われている「美しい星」は、三島自身が飯能の展覧山へ登ったときに、見た景色から、イメージされた小説と聞いています。宇宙と人類の運命を小説化した作品で、星新一の小説の空間を感じさせるところもある作品です。

2008年11月22日土曜日


3才児のクラスですが、色がきれい!中央の、紙粘土のケーキも、みんなが作りました。おいしそう…。
どのクラスも、素敵な作品ばかりで、子どもって、「天才!」って思います。大きくなっても、天才の種を大切にして欲しいです。

作品展を行いました。

2008年11月18日火曜日


在園のお母様のご好意により、ピアノ、チェロ、フルートのコンサートしました。本物の楽器と本物の音色に、聞き入っていました。ありがとうございました。
身体の中に、すーっと入ってくる音楽はアルファー波が出て、心地よく、眠くなるようです。

2008年11月17日月曜日


「よく、頑張ったね」と頭をなでてもらっているみたい…。
久しぶりの卒園児との楽しい時間でした。

「はーい」と元気に、後からの方が到着しました。

先に下り口に到着して、皆を待っていました。
ありがとう!!

そうです、ここは三ツ星のついた東京都下の「高尾山」です。頂上の竹下通り並みの混みぐあいに比べて 自然林の静けさを感じます。

「楽しいね」って、笑顔が見られて、こちらも楽しくなります。

えーっ、思ったより、大変みたい…。
なんて思った人はいなかったかな?

卒園児ハイキングに、20組の家族が参加しました。

2008年11月15日土曜日


日本の秘湯、銀山温泉の老舗旅館「能登屋」は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のイメージとなった旅館です。

独眼流政宗象です。片目が突出していたため母から可愛がられず、大人になってその目をえぐり取り、眼帯をしたと言われています。能力があったのに、運がなかった人とも、言われているようです。
 いつの時代にも「力があるのにチャンスには恵まれない人」はいると思います。「チャンスがない」と、嘆いてるばかりでは、「力がある」とは言えず、どの状況においても、努力・研鑚をおしまないことが大切だと思います。必ず、見ている人がいて、分かる人がいるはずです。

仙台は東北最大都市で、さいたま市と同じ政令指定都市でも、町の大きさの違いを実感してきました。仙台の学問の基となる東北大学も、広大なキャンパスをいくつも持ち、青葉城跡(仙台城跡)に隣接している理工学部も、坂と緑の中点在するステキなキャンパスでした。市内を流れる広瀬川も堤防をイメージするコンクリートの護岸がほとんど見られず、景観の美しさもさながら、自然との共存性を見たように思いました。

 第24回、設置者・園長全国研修大会に参加するために、仙台へ行ってきました。全国より531人の参加があり、行政の話や、各地域の様子など、参加すると必ず得るものがあります。
  

「鳴子峡」も、終わる前の紅葉の美しさに、自然の色は、作り出したどの色よりも、絶妙に美しいと感じました。

日本三大急流の一つの、「最上川下り」をしました。何よりも空の高さにはえる、紅葉の織りなす鮮やかさに加えて、自然林の杉の雄々しさが、錦の反物のようで、ため息が出ました。

2008年11月7日金曜日


11月4日(火) 学校行事代休で、卒園児の小学生が、お姉さんお兄さん先生として、幼稚園に来てくれました。
 自分が、大きくなっていく未来を見せてくれている小学生のお姉さんやお兄さんの存在は大きいものだと思います。又、卒園し、小学生になってから幼稚園で当時の自分の様子を思い出すためにも、そして、弟妹でない年下の子ども達に慕われる喜びと心の底で「お手本にならなくては…」という頑張りの気持ちが、生まれたことでしょう。
 心暖まる感想文が届いたので、代表に3人のお友だちのものを、ご紹介します。

「はじめは緊張してたけど、だんだん慣れて、もう一度行きたいです。りんごありがとう、おいしかったよ。」れん

「おもしろかったです。とししたのおともだちのめんどうをみて、たのしかったです。おにごっこつかまったけどたのしかったです。おべんとうみんなでたべておいしかったです。わたしは、西浦和幼稚園のせんせいになりたいです。木をつくってたいへんでしたが、たのしかったです。みんなありがとうとおれいをきちんといってくれて、きもちよかったです。また、みんなにあいたいです。」アビーダラリー

「今日は、おねえさん先生をやりました。」ふだんは、先生しかできないけんこうかんさつや帰りにやきいもジャンケンをしたりしました。みんなと、なわとびでゲームをしたり、おべんとうを食べたりおにごっこをしたりしました。しらない友だちと友だちになれました。「にんじん組は、やれないとすぐくじけるな。」と言われてしまったけれどがんばってください。はじめて、けんこうかんさつをして少しきんちょうしたけれど自分の友だちの名前をよぶのとちがうきがしました。やきいもジャンケンもあまりおぼえていなかったけれど、なつかしく楽しくできました。またやりたいです。」新川歩美

2008年11月4日火曜日


戸隠神社中社の石段です。70段、ちょっといい運動でした。
戸隠は、池やハイキングコースがあり、次回は戸隠中心に、ゆっくり来たいと思いました。
念願のそば屋は、2時間待ちで、あきらめました。

戸隠へ、美味しいそばを求めて向かっています。道の両側の木々の色づきが、やわらかく温かみのある秋色になっていて、ついよそ見をしてしまいす。

門から見た仰店商店街です。大門まで、下り坂です。この調子で、長野駅まで下り坂になっています。

20年ぶりに善光寺をお参りしてきました。善光寺は、1707年に再建され、国宝に指定されています。間口24m高さ30m奥行き54mの伽藍は東日本最大で、裳階(もこし)を廻らせた二重屋根は、総檜皮(ひのだ)葺きとして、日本一の規模だそうです。善光寺内陣に、「お戒壇めぐり」というのがあります。真っ暗な廊下を通っていくと、「極楽の錠前」を探り当てて触れると、秘仏の御本尊と結縁するといわれています。“ガシャガシャ”と音を立てて、触れてきました。「見つけた」と実感するためでしたが、仏様、うるさかったでしょうか?周りの見えない暗闇を歩く不安と、絶対、錠前は見つけられる、絶対、出口があるという思いから、めぐれるものでした。何分もかからない暗闇でしたが、目が、いつになっても慣れることなく、光のありがたさも充分体験しました。

りんごの木の畑へ行ったあとは、善光寺の宿坊へ泊りました。宿坊へ泊るのは2回目なのですが、久しぶりに手作りの精進料理と、広々とした8畳2間に、落ち着きました。
宿坊が39もあるということは、それだけ善光寺に参詣する人が、多いのだと思いました。善光寺の石畳や石段の減り方や、宿坊のあり方を見て、人々の信仰の篤さを感じました。
「信仰」 信じて仰ぎ見ること(尊敬する 顔を向ける たよる)ことは、何かの具象物でなくても、それぞれの心の中に在るものではないかと思いました。

畑のまわりの木々はだいだい、赤、黄、やまぶきなど色づき、錦を織りなしていました。

長野県まで西浦和幼稚園のりんごの木を見てきました。畑へと上っていくと、甘いりんごの香りがします。標高320m 一反位の所に20本位植えられているりんご畑に、その木はありました。15年たっている木です。