2008年11月27日木曜日
11月25日は、三島由紀夫が自決した日でした。あの衝撃的な事件から、もう38年経ったのだ、と月日の過ぎ行く早さに驚きながら、あの頃読んだ「潮騒」や「金閣寺」を思い出してしまいました。
ちょうど、3~4年前に、竹内結子・妻夫木聡主演の映画「春の雪」がありました。残念ながら、見ることはできませんでしたが、あらためて本を読み返してみました。いつ読んでも新鮮で、読んだことのあるものでも、文章が染み入るように入ってきて、三島ワールドに取り込まれてしまいました。やはり、不朽の名作といわれる作品の数々です。
その中でも、異色の作品と言われている「美しい星」は、三島自身が飯能の展覧山へ登ったときに、見た景色から、イメージされた小説と聞いています。宇宙と人類の運命を小説化した作品で、星新一の小説の空間を感じさせるところもある作品です。
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