2008年11月4日火曜日


20年ぶりに善光寺をお参りしてきました。善光寺は、1707年に再建され、国宝に指定されています。間口24m高さ30m奥行き54mの伽藍は東日本最大で、裳階(もこし)を廻らせた二重屋根は、総檜皮(ひのだ)葺きとして、日本一の規模だそうです。善光寺内陣に、「お戒壇めぐり」というのがあります。真っ暗な廊下を通っていくと、「極楽の錠前」を探り当てて触れると、秘仏の御本尊と結縁するといわれています。“ガシャガシャ”と音を立てて、触れてきました。「見つけた」と実感するためでしたが、仏様、うるさかったでしょうか?周りの見えない暗闇を歩く不安と、絶対、錠前は見つけられる、絶対、出口があるという思いから、めぐれるものでした。何分もかからない暗闇でしたが、目が、いつになっても慣れることなく、光のありがたさも充分体験しました。

0 件のコメント: