2008年12月1日月曜日


「小川未明」って、知っていますか?
 この休みに、「小川未明童話集」を読みました。「小川未明」は、1882年~1961年の作家で、戦前の日本児童文学界の最大の存在となり、1953年に文化功労者に選ばれています。
 
作品は短篇で、散文詩のようであるものが多く、代表作「赤い蝋燭と人形」を始めとする作品の中は、子に対する愛、人間と自然に対する思いの作品があり、悲しく寂しい気持ちになりますが、夢の彼方のことのように、話の余韻が残ります。
 
「童話」とは「童(わらべ)」の「話(はなし)」と書きますが、大人と呼ばれる私達の心に浸み入るように心に語りかけます。

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