2011年3月7日月曜日
ビックリ!!
あるオープンスペースのカフェに入った時のことです。
ゆっくりお茶を…と思いながら、
セルフスタイルの近いレジに、ふと目をやると、
とてもミニのスカートを履いて、
ストッキングにヒールの足が見えました。
なぜ、目に留まったかというと、
ヒールが外へ傾いていて、不自然だったことと、
スカートが、
四角の布の真ん中を開けて履いているように、
柔らかそうな薄めの黒の布地に、
白のレースの縁どりが不規則だったことです。
膝までのダウンを着ていたり、ブーツの人も多い中、
もう3月だから春めいているのね…
と思いながら、手元の本へ目を落としました。
5分位経ったでしょうか…
本のくぎりにお茶を飲みましょうと目を上げると、
先ほどの人が、左斜めの方向にこちらを向いて座っていました。
カーディガンを脱ぎ、
キャミソールの肩を出して、鏡を左に持ち上げて、
顔にクリームを塗っていました。
そして、次から次へとお化粧を始めたので、
本へ心が向かず、見入ってしまいました。
その席は、
売り場と隣接していて、
右手に高校生らしい娘さんとお母さん。
左手は30代の御夫婦でした。
お化粧はお家で出来なければ、
せめてトイレででもして欲しいな~と思い、
そして、色白でスリムで、
そんなにしなくても十分な顔立ちなのに…と、思いました。
近年見られる公衆の場でのお化粧姿は、
「ビックリした」だけでなく、
日本特有の「奥ゆかしさ」が、
あちらこちらで崩れていていることに、
悲しく感じました。
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