2010年7月6日火曜日

林健造先生 個展

林健造先生の個展へ伺いました。





93才、多分最後でしょう…という個展でした。
フランスで購入された丸いキャンバスの「おもちゃのマーチ」の絵が、楽しく夢がありました。

93才でも、こんなにステキな絵が描ける。
自分の中の思いを表現しようとする情熱に元気をもらいます。
「疲れた…。大変…。」と甘えていてはいけないな…と、
もっと純粋に、大らかに自分を長持ちさせよう…と思いました。






林健造先生 個展Ⅱ



ギャラリートークにも参加しました。

子どもの発達と手の機能によっての描くことについて、1時間、
伝えたいことが溢れ出てくるように、分かりやすくお話しされました。


93才、自分で歩き、食べ、話し…と、年令には思えない生活ぶりです。
(この一年位、自分で電車で出掛けることは止められているようです。)



自分の93才を想像して、まず、生きているかどうか?
又、ベッドの上で寝ているのではないか…など思い、93才で描くことや
幼児の絵について熱い思いを持ち続けている素晴らしさに圧倒され、
良い時間を頂いたと感謝しました。



こんな情熱を持ち続けられる人生を、
子ども達にも伝えたい…。

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