絵画製作で、約30年来指導いただいている、柳川貴司先生の個展へ伺いました。
今年の作品,素材は「メタセコイヤ」。
室内は木の香りが溢れ、木肌の色・質感からの温かみがあり、大きな作品でありながら、迫りくる威圧感がなく、穏やかな作品でした。
木で組み合わせた球体は、同じものが一つとしてなく、形を組み合わせていき、球にはめていく作業はいろいろな考えや思いを一つずつ集めて、自分の心としていく作業に似ているな…と思いました。土台となる木々は同じ高さ、太さはなく、それでも合わせてまとまろうとしている木の意志があるがごとくに感じました。
幼稚園の子ども達に見せてあげたいな~と思いながら、木の香りの中に浸っていました。
☆ 5/24~6/5まで 東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F
ギャラリー志門